タイミングと不調

随分と空いたねぇ。

頭の中ではさ、いろんな言葉がずっと回っているんだよ。
何か本を読むでいるかのように。映写機が回っていくがごとく日々は目に映って人は言葉を発しているし、自分も発している。はず。

自分の体であっても、どうしてこうも思うように動かないのかね。
あぁ、イヤになるねぇ。

あれから不定期にどうしようもなく苦しくなる日があって、午前中に気配を感じたら翌明け方までどうにもならぬ時間がやってくるんだ。

ただ、それなりに付き合い方は出来てきてね、どうしようもないけど何とか生きている。いや、そんな大げさな物ではないんだが。

そうやって、明るくなった西の空を窓越しを覗くとね、そこには夜の終わりがあるわけ。



原因が特定できない不調ではあるが、こうやって夜が終わるのを見て朝日が来るんだと感じほっとする。

だが、なにも娘の卒業式の日にぶつからんでもええじゃないか！
　　　　（　↑　これがいいたかったん）

いやはや

サイトの工事が中断している。
うっかりすっかり季節がめくるめく変化して、気が付けば秋。

8月半ばに、何故か両手が腱鞘炎になり、か弱くもお箸で食事が出来なくなっていて（笑）

仕事も手を使う作業に支障が出て、料理も痛くて出来ずな日々だった。
腱鞘炎は少しずつしか回復していないのね。

（昨年は足の骨折で、今年は手か！というｗ）

その前にもまぁ、雑多なことが色々ありので落ち着かなかったね。


いま、気が向いているので、ちょっとずつまた続きを始めるかもしれない。
しれないだけなんだけどｗ

「忘れない」から「学ぶ」

東日本の震災から5年。
以前に書いたが、震災の1年後に陸前高田から南下して戻ってくると言う旅をした。
旅って言うとなんだけれども、行こうと思ったから行ったし、行けるって思ったから行った。



日本は地震の多い国で過去も様々な震災が起きているが、東日本の震災以前で記憶に強く残っているのは

北海道南西沖地震
阪神・淡路大震災
新潟県中越地震

である。
これは、テレビという映像を通して多くの情報を知ることがあったからだと思う。

「10年一昔」なんて言葉があるが、これだけ地震の多い日本列島で、これらの震災を『昔』に括って追いやってはならないと感じる。
そこに置いてしまった瞬間、人々は遠い目をして歴史の教科書に綴じ込んでしまいやしないかと。




訪れた当時の陸前高田には、わずかな人の呼気と、木々と、鳥の声と、休みなく動く重機の音がしていた。そして膨大な「空気」を感じた。
表現できる言葉を持ち合わせていなくて、ただただ「あぁ、そうなんだ」としか浮かばなかった。


一人が出来ることはそんなに多くない、だけど、一人でも出来ることがある。
例えば、予知をすることは出来ないけど、例えば、手抜き工事を見抜くことは出来ないけど、だけど･･･。
何を「忘れない」か、何を「学ぶ」か、それから何を、誰に「伝える」か。
だから、たくさんある（はず）情報からそこにはまだ見えていない情報を引き出し、思考する。

そんなふうにいよう。